1。炭水化物のほとんどが食物繊維
栄養成分をみると、100g当り炭水化物が42.12gあることが分かります。炭水化物は、食物繊維と糖質の合計です。体の中では消化されない食物繊維が34.4gも占めているので、本当の炭水化物は、100gの中で8gしか入ってない訳です。
この食物繊維は、水を10倍くらい吸収し、おなかでゼル状になります。
これは、理論的に、食事の吸収を遅れて、おなか持ちを長くすることで、自動的に少ないカロリーを摂取するようにします。
2。少ないカロリーで、沢山の栄養素を伝える。
古代マヤ人・アステカ人の大事な栄養源として重宝したチアシード。実はその名前「チア」は、マヤ語で「力」の意味です。
チアシードには100g当り次のような栄養成分が含まれています。
栄養成分
エネルギー | 486 | kcal |
たんぱく質 | 16.54 | g |
脂質 | 30.74 | g |
炭水化物 | 42.12 | g |
食物繊維 | 34.4 | g |
ミネラル
カルシウム | 631 | mg |
鉄 | 7.72 | mg |
マグネシウム | 335 | mg |
リン | 860 | mg |
カリウム | 407 | mg |
ナトリウム | 16 | mg |
亜鉛 | 4.58 | mg |
銅 | 0.924 | mg |
マンガン | 2.723 | mg |
ビタミン
Vitamin C | 1.6 | mg |
Thiamin | 0.62 | mg |
Riboflavin | 0.17 | mg |
ナイアシン | 8.83 | mg |
Vitamin E (alpha-tocopherol) | 0.5 | mg |
すなわち、大さじ1杯(約12g〜10g)で、3.44gの食物繊維・40.7gmのカリウム・63.1mgのカルシウム・33.5mgのマグネシウムなどを摂取することができます。しかも、48.6kcalだけのカロリーでこれだけの栄養が取れるということです。
これが、チアシードを世界で最も重要な栄養源で一つにさせる訳ですね。
3。抗酸化作用
2014年メキシコの研究(Martínez-Cruz O1, Paredes-López O2.)によると、チアシードは高い抗酸化作用を持つ種で、イソフラボンのソースであることが分かりました。この抗酸化物質は、チアシード内に豊富に含まれている油成分の酸化を防ぐ役割を果たしていると言われています。
体内で抗酸化物質は、遺伝を攻撃し「老化」「がん化」させる活性酸素の活動を防ぐ大事なものでございます。
4。高タンパク質でもちろん低カロリー
重量でいうと、チアシードの約16%がたんぱく質で、他の植物と比べとても高い含有量でございます。
2005年American Society for Clinical Nutritionが発表したDavid S Weigleさんらの研究によると、高たんぱく質の摂取は、「食べたい」という気持ちを60%まで減少してくれることが分かりました。
5。食物繊維とタンパク質は、ダイエットに役立つ
食物繊維は、水を10倍くらい吸収し、おなかでゼル状になります。
これは、理論的に、食事の吸収を遅れて、おなか持ちを長くすることで、自動的に少ないカロリーを摂取するようにします。
食欲を減少してくれるタンパク質の組み合わせで、ダイエットに役立つことが分かります。
しかし、ダイエットは食事だけではなく、健康な生活習慣で成功できることを忘れてはいけないです。
6。オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)の宝庫
体内では作られない必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)。
チアシードの大さじ(約12g)1杯の中には、そのオメガ3脂肪酸が2.14gも含まれています。1日の推薦摂取基準は男性2.1~2.4g、女性1.8~2.1gで、チアシード大さじ1杯でほぼクリアーできます。
7。骨にやさしい
チアシードにはいくつが骨の健康に役立つ栄養素が含まれています。
まず、カルシウム。カルシウムは、牛乳よりも約6倍多く含まれています。牛乳が嫌いな方は代にチアシードを食べると良いですね。
また、マグネシウム・リン・タンパク質も骨によい栄養素として知られんています。
8。何とでもよく合う
これは効果では有りませんが、チアシードは、他の料理や飲み物等にとても簡単に混ぜて食べることができます。
また、フレックスシードのように、加える前粉砕したりする必要がなく、そのまま加えることで、簡単に栄養をアップさせることができます。
無味無臭のため、料理の邪魔をしないまま、美味しい歯ごたえを加えることができるんですね。
チアシード効果